税金

チャットレディは化粧品代を経費にできるって本当?!確定申告や税金の仕組みをご紹介!

2022年4月26日

チャットレディの化粧品は「経費」に該当する?

チャットレディのお仕事では、容姿がとても重要になってきます。
そのため、普通の人よりも見た目に気を遣わなければいけません。
見た目に気を遣うとなれば、化粧品にこだわったり美容院に頻繁に行ったりする必要があります。
しかし、毎月化粧品や美容代に多額なお金をかけていれば、自分の負担も大きくなってしまうものです。
実は、チャットレディのお仕事は「個人事業主」に分類されます。
個人事業主の場合、仕事で使うものは必要経費として利用することが可能です。
経費とは何なのか、どんなものが該当するのか分からない方も多いでしょう。
今回の記事では経費について詳しくご紹介していくとともに、化粧品が経費に該当するかどうかも解説していきます。
これからチャットレディのお仕事を始めようと思っている方や、既にチャットレディのお仕事をしていて疑問を持っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

確定申告と経費

経費について説明する前に、まずは「確定申告」について説明していきます。
経費とは、確定申告の際に登場する言葉です。
そのため、まずは確定申告について理解をしておくようにしましょう。
確定申告とは、1年間の所得に対してかかった所得税を納めるための手続きです。
毎年2月中旬から3月中旬頃までに行われています。
会社に勤めたことがある方であれば分かると思いますが、会社員であれば年末調整で会社が代わりに手続きをしてくれます。
しかし、個人事業主に該当するチャットレディは、自分で確定申告書を作成し、青色申告または、白色申告の手続きを行い、事業所得を申告をしなければいけません。
チャットレディのお仕事で一定の金額を稼いだ場合は、確定申告が必要になります。
確定申告が必要な所得税は収入ではなく所得に対してかかっており、所得額は収入から経費を差し引いたものです。
この所得の金額に合わせて、所得税の金額や所得税率、また、そこから住民税などが決定しています。
そのため、報酬が多くなっても経費が多ければ所得が小さくなるので、支払う税金が少なくなり節税ができたり、確定申告の必要がなくなったりします。
別に本職をしている場合は、20万以上の所得がある場合、確定申告が必要になります。

経費とは?

確定申告について知ったところで、次に経費について説明していきましょう。
経費とは、「仕事で収入を得るために必要な出費」のことを言います。
チャットレディのお仕事をしていく上では、化粧品以外にも道具や交通費、光熱費、美容費、衣装代など様々な項目にお金が掛かります。
そのため、どれが経費に該当するのか分からなくなってしまう方もいるでしょう。
しかし、経費では「これが該当する」という特定のものが決まっていません。
明確な基準が特に定められていないため、常識の範囲内では経費として認めてもらえる可能性が高いです。
税務署の人から「どんな目的で使用したのか?」と聞かれた時に、仕事で必要なものであったという理由が説明できれば問題ありません。
仕事のためにお金を使う時は、理由をしっかりと説明できるか考えておくことが大切です。

経費として計上できるもの

チャットレディで得た収入で経費として計上できるものは、通信費、webカメラやヘッドセットメイク、パソコン、衣装代、交通費、チャットレディやスタッフと食事代、本やセミナー代、化粧品や美容院代など消耗品費などになります。
しかし、中には化粧品や美容代はプライベートと併用してしまう項目も存在します。
この場合はどうなるのかご紹介していきましょう。

化粧品のようにプライベートと混同するものはどうする?

チャットレディのお仕事でもプライベートでも使用する化粧品の場合は、全額ではなくチャットレディの業務で使う分だけが経費として計上されます。
このように、仕事で使用している割合と分けて計上することを「按分(あんぶん)」すると言います。
按分計算を使って、チャットレディのお仕事で使う割合を計算してみましょう。

按分計算の方法

最初に、チャットレディのお仕事で使う分とプライベートで使う割合で考えていきます。
例えば購入金額を100%とし、「チャットレディのお仕事は40%、プライベートが60%」の割合で働いているとします。

この場合、月の化粧品の購入代が1万円だった場合、1万円(化粧品代)×40%(仕事)=4,000円です。
これで4,000円を経費として計上できることが分かります。
この計算に使用する「仕事が40%」という割合は、7日間毎日メイクをしていて、3日間はチャットレディのお仕事をしているという場合です。
3日間(勤務日数)÷7日=0.42(約4割)という計算で求めることが可能です。


割合については自分の状況に合わせて決められますが、プライベートで使う割合も多いものなので、按分は2~3割に設定しておきましょう。
しかし、チャットレディのお仕事とプライベートで完全に化粧品を分けているという場合は、チャットレディで使う化粧品代をすべて経費に計上できる場合もあります。
そのため、仕事用とプライベート用で分けて購入するのをおすすめします。
税務署の人からは全額計上されている点について質問されますが、「普段とメイク方法や系統が違うので仕事用とプライベート用で分けている」などと説明すると良いでしょう。
全額経費に計上できるからと言って高額な化粧品を購入してしまうと、税務署から指摘されてしまう可能性もあります。
経費として計上できるものは世間一般的な金額で購入できるものなので、あまり高額な物は購入しないようにしてください。

経費にするなら領収書は忘れないで!

化粧品を経費として計上するのであれば、購入した際の領収書が必要になります。
チャットレディのお仕事で使うものを購入する時は、必ず領収書をもらうようにしてください。
領収書は下記の項目がすべて記載されているものを指します。

・支払った日付
・金額
・購入したもの・サービスの内容
・自分の名前または社名
・金額を受け取った側の氏名や名称、住所

確定申告まで大切に保管しておくことはもちろん、使い終わったからと言って破棄してはいけません。
領収書は5年間の保管が必要と定められています。
以前までは3年間が保存期間でしたが、5年に変更されたので注意するようにしてください。

領収書がない場合はどうする?

領収書は絶対に必要と分かっていても、誰しもうっかりしてしまうことはあります。
インターネットで買い物したものはデータとして残っているので心配ありませんが、紙の領収書の場合は貰い忘れたり、なくしてしまったりすることもあるでしょう。
経費を証明するためには、「日付」、「支払先」、「支払い内容」、「支払金額」が必要になります。
そのため、領収書でなくてもこれらの項目が分かれば領収書の代用として利用することも可能です。
領収書の代わりになるものとして、「レシート」、「出金伝票」、「クレジットカードの明細」、「通販の確認メール」が挙げられます。
出金伝票のみ自分で作成する必要がありますが、交通費や領収書が発行されない時などに役立つので記録用で作成しておくと良いでしょう。

メモ書きでもいいの?

どうしても領収書がないという時は、メモ書きでも問題ない場合もあります。
税務署の人が領収書がないことを理由に「経費なし」とする可能性は少ないですが、例外もあるので注意してください。
万が一指摘された時には、対応できるような実績や説明が必要になります。
自信がないという方は、責任を持って領収書を保管するようにしてください。

経費について分からないことはアリス札幌に相談してみよう

今回は、チャットレディの経費について詳しくご紹介してきました。
チャットレディのお仕事で経費として計上できるものは色々ありますが、チャットレディにとって化粧品代が経費になるかどうかは非常に重要なポイントです。
化粧品代は仕事用とプライベート用で混同しやすいため、按分計算で仕事用の割合とプライベート用の割合を求める必要があります。
しかし、化粧品代を全額計上したい場合は、チャットレディ用とプライベート用で分けて購入するようにしましょう。
また、経費計上としたい場合は、領収書を忘れないようにしてください。
チャットレディをしていく上で確定申告や経費について分からないことがあれば、チャットレディ代理店のアリス札幌にご相談ください。
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