チャットレディの税金問題を理解して安全な副業をしよう
時間を有効に使えて、なおかつ自分の働きやすい場所を選択できるチャットのお仕事は、近年OL・主婦・学生など多くの女性から人気を集めている職種です。
最近は特に副業解禁の会社が増えていることもあり、副業としてチャットレディを始める人も増えています。
しかし、その一方で税の問題に直面してしまう人も少なくありません。
特に確定申告を一度もしたことがない人が多いためか、申告書の記載漏れやそもそも確定申告をせず、後にバレて追徴課税が発生してしまうケースもあるのです。
安全に副業を行うためにも、まずはチャットレディの税金問題について理解することが大切です。
今回は、チャットレディに起きやすい税金問題と、対策方法について解説していきます。
これからチャットレディを始めようと考えている方はぜひ参考にしてください。
副業チャットレディに起きやすい税金問題の事例
チャットレディは働きやすいことから注目度の高い仕事ではありますが、しっかりと税金対策をしておかないと問題が発生してしまう可能性もあります。
具体的にはどのようなトラブルになってしまうのでしょうか?
まずは副業チャットレディに起きやすい税金問題の事例を2つご紹介します。
確定申告をしていなかったら税務調査が入ってしまった
副業をしているチャットレディの中で特によく見られる税金問題が、確定申告をせず放置していたら税務調査が入ってしまった事例です。
一般的に会社勤務の場合は、確定申告をすべて会社が行ってくれるため、従業員一人ひとりが確定申告をする必要がありません。
しかし、チャットレディの場合はいわば業務委託のような雇用形態となり、確定申告もすべて自分で行う必要があります。
確定申告のいらない程度で稼ごうと思っても、チャットレディは週に数時間働くだけでも高い報酬を得ることができるお仕事なので、あっという間に納税の必要な額になってしまいます。チャットレディは給与所得ではないため、本業であれば年間48万円、副業であれば20万円を超えると確定申告が必要となり税の納付が必要になってしまうんです。
こうした経緯もあり、「そもそも確定申告をする必要があるとは知らなかった」という人は非常に多いです。
「確定申告をしなくてもバレないのでは?」と考えてしまうかもしれませんが、税務署はそれほど甘くありません。
たとえ海外からの送金であったとしても、申告をしていなければ税務署から突然連絡が入り、詳しく調査されてしまいます。
税務調査が入ってしまうことで、追徴課税の支払いはもちろん、家族に身バレするリスクも高まってしまうので注意しなければなりません。
夫の扶養に入りながら無申告だった
確定申告をしないだけでも危険なのですが、その中でも特に危ないのが夫の扶養にも入っているケースです。
例えば主婦がパートだけではあまり稼げないと思い、副業としてチャットレディを始めたところかなり稼げるようになったとします。
税金の確定申告などはよくわかっていなかったことから無申告が続いていましたが、税務調査が入ってしまい問題が発覚してしまいます。
すると、税務調査によってパートだけしていた時からチャットレディで稼げるようになった現在に至るまで、夫の扶養に入っていることが判明しました。
夫の扶養に入るということは、所得税法による配偶者控除を受けて減税しているという意味になります。
この配偶者控除には範囲が決められており、所得金額が48万円以下でないと受けられません。
つまり、主婦はチャットレディで稼いだ分の所得税の脱税と、配偶者控除の不当な減税による脱税を犯していたのです。
夫の会社も本来支払う必要のない家族手当や社会保険に加入させていたことが判明するため、夫にもその旨が伝わってしまうでしょう。
しかも脱税によって重い追徴課税が発生してしまうことから、金銭的にも苦労する可能性が高いです。
チャットレディの税金問題は「副業収入の確定申告」で解決できる!
2つの事例をご紹介してきましたが、この問題を解決するためには副業で得た収入をきちんと確定申告することが大切です。
ここからは、副業チャットレディが確定申告を行うためのやり方や注意点などを解説していきましょう。
確定申告が必要な場合と不要な場合がある
そもそもチャットレディの副業で収入を得たとしても、確定申告が必要な場合と不要な場合があります。
確定申告が必要なのは、所得が20万円以上になった場合です。
逆に、所得が20万円以下であれば確定申告は不要となります。
副業ではなく個人事業主になり、チャットレディを本業にして収入を得ている場合は所得が48万円以上になるまで確定申告は不要です。
なお、所得とは収入から経費が引かれた金額になります。
確定申告のやり方
これまで会社が確定申告を行ってきたため、具体的にどのように確定申告を行えば良いのかわからない方も多いでしょう。
確定申告では「確定申告書」と呼ばれる書類を作成し、税務署へ提出することになります。
この確定申告書は自分で作成することもできますし、税理士に依頼して代わりに作成してもらうことも可能です。
本業が忙しく、どうしても自分で作成できない時は税理士に相談してみてください。
また、税務署などでは確定申告のやり方がわからない人向けに無料相談を実施するケースもあります。
わからない部分は積極的に聞いて、書類に不備が出ないようにしておきましょう。
確定申告書を作成する際には、収支内訳書または青色決算書も作成しなくてはなりません。
どちらも1年間の収支と経費を集計し、経費の種類ごとに記載されています。
この書類を作るためには1年間に得た収入がわかる書類と、経費に使った領収書などが必要となるため、必ず保管しておくようにしましょう。
青色申告と白色申告、どちらを選ぶべき?
確定申告には「青色申告」と「白色申告」の2種類が存在します。
副業でチャットレディをされている方はどちらを選択すべきなのでしょうか?
青色申告と白色申告の違いは、経理処理の内容と節税効果です。
青色申告では複式簿記と呼ばれる難しい経理処理を行う必要があります。
一方、白色申告の場合は単式簿記と呼ばれる簡単な経理処理で十分なので、確定申告が楽に行えるのは白色申告の方です。
ただし、青色申告の方が節税効果は大きく、税金の負担を軽減させることも可能です。
例えばチャットレディでかなりのお金を稼げた人や数年にわたりチャットレディを続けている人の場合は、青色申告に挑戦してみましょう。
逆に稼ぎがそれほど多くない人や、まだチャットレディの副業を始めたばかりという人は白色申告でも十分です。
なお、会社に在籍していてチャットレディが本業ではない場合、青色申告をしても認められない可能性があります。
青色申告が認められているのは、個人事業主の収入や不動産賃貸収入、山林伐採による収入です。
チャットレディとして開業届を提出しており、個人事業主として稼いでいる場合は青色申告ができますが、そうでない場合は申告できないので注意しましょう。
困ったら税理士に相談しよう!
チャットレディの確定申告について解説してきましたが、初めての申告だと「書類に不備があったらどうしよう」「どうやって書けばいいだろう」と不安になってしまう人も多いでしょう。
そんな時は税理士に相談するのがおすすめです。
所得税・住民税の申告にも詳しい税理士は、確定申告作成のサポートや万が一無申告があった場合にも対応してもらえる場合があります。
税理士への依頼は有料となってしまうものの、相談だけなら無料で実施している事務所もあるため、確定申告が不安な方は税理士に相談してみましょう。
「いきなり税理士事務所に相談するのは気が引ける」という方は、税理士会が実施する無料相談会や自治体などが行う相談会に参加してみるのもおすすめです。
Alice札幌なら税金問題もクリアして副業を始められる!
今回はチャットレディの税金問題についてご紹介してきました。
副業で初めてチャットレディを行い、多額の収入が入ることは良いことですが、その一方で税金問題が発生するリスクもあります。
特に申告漏れは後から問題となり、追徴課税や家族への身バレにもつながってしまうため注意しなくてはなりません。
これらの税金問題をクリアしながら、副業としてチャットレディで収入を得たいという方は、チャットレディ代理店Alice札幌に登録しましょう。
Alice札幌では初心者の方も安心して始められるよう、万全なサポート体制を構築しています。
知識がないと難しい税金関係も顧問税理士を通してサポートを実施しており、税金に対する不安や悩み等も解消してくれます。
他にも社会保険加入制度の完備や扶養内でもバレないようにするための源泉徴収票の発行など、チャットレディが働きやすい環境を整えているのです。
自分一人で副業チャットレディを始めるよりも安心して働ける環境がAlice札幌にはあります。
ぜひこれから副業でチャットレディを始めたい方、既に始めているが様々な不安・悩みを抱えているという方は、Alice札幌に応募してみてください。